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教員を辞めた理由―辞めたいうちは辞めないで!

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ご訪問いただきありがとうございます^^

さて、なんだか暗くなりそうなタイトルですが、大丈夫です(笑)。
本ブログ記事中に、教員から転職したことや、いろいろと失敗した話、最初のダメっぷりなどを公開しているので、教師が嫌になって辞めたんかい? と思われるかと思うのですが、そうではありません! というエクスキューズ記事です(´∀`ゞ

前置きですが、関西の高校に勤めていました。
担当教科は国語(現代文・古文・漢文全て)。

心が折れた回数、両手で足りないレベル

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私は、メンタルが強くない方だと自分では思います。
学生時代から注目されることが好きではありませんでした。
友達とのトークを楽しむときも、7人以上になると口数が減って、聞き役に回るタイプです。
(3人以下なら、自分のトークで相手をめっちゃ笑わせてやりたいタイプ(-∀-))

そんな性格で、なぜ教員になったのかというと。
国語が好きだから、が第一の理由です。
次に教員免許を持っているから。
そして、教えることが好きだから、がきます。

こういう感じで教員を志したので、向き不向きは度外視しています(゚д゚)
職業マッチングミスが起こりそうな選び方!

しかも、学生の頃に、意識して授業のレベル向上に取り組んでいない私。
意識できている学生は、1回生のころから塾講師などをして授業の場数を踏んでいるものです。
私は家庭教師などの少人数講師しかしていませんでした。
そのため、40人級の講義は教育実習が初めてという有り様。
教えるのが好きというのは本当なんですけどね^^;
教育実習で自分のあまりの下手さにあせって、インターンシップには参加してみました。

ここまで書いてみて、自分でもよく教員になれたなぁって感じです( ̄^ ̄)ゞ
運良く、常勤講師で公立高校に採用してもらったのです。
教員採用試験は学生時代は受けませんでした。
試験勉強が面倒で(皆さんひかないで)。

教員になって最初の1年半は、これまでのツケがきっちり回ってきました。
授業のレベルが低すぎて崩壊する始末

さらに、子どもが好きで教員になったわけではないので、生徒からネガティブなことを言われると普通に落ち込む。
多分、子どもへの愛情がたっぷりある人なら、別の受け止め方ができるのでしょう。
一方私は、友達に悪く言われるのと同レベルで生徒からの言葉を捉えてしまう。
その生徒の背景とかに思い至る前に、言われたことにストレートに傷ついてしまいます。
相手を子どもとしてではなく、一人の人間として見てしまい(悪い意味で)、こちらからアドバイスをしてあげられるような立ち位置ではなかったのです。

もしかしたら冗談だったかもしれない言葉、イライラしていて八つ当たりだったのかもしれない言葉にも馬鹿正直に落ち込みます。
「他の先生に習いたかったわ~!」
「先生、性格悪いわ」
とか言われるとガーーン!(゚д゚|||)

こんな調子ですので、毎週、ひどいときは毎日落ち込みます。
授業がうまくできない、生徒に嫌なことを言われる。
なんだかだんだん生徒に会うのも怖くなってきて、休み時間に廊下を歩けなくなる。
授業が始まって、生徒が全員教室に入ってから廊下を歩く。
こういう行動をするようになったら末期かもしれませんね^^;

落ち込むことが常態化してくると、自己肯定感がめっっっちゃ下がります。
私はクズ人間なんだ・・・。
誰の役にも立たない・・・。

でも、ここで辞めないで!

いや、もう、自分でも普通辞めるところやろ。と思います。
実際、私と同じようなつまずきをして、1年以内に教員を辞めてしまった人を何人か知っています。
心療内科や精神科に通い始め、診断書をもらって学校に提出し、だんだんと出勤しなくなるのです。
以下は、現在辞めようかどうか悩んでいる若手教員向けに書きます。

究極的には、自殺するくらいなら休職したり転職したり辞職したりすれば良いと思います。
これは絶対です。
死ぬくらいなら辞めよう。

でも、そこまで追い詰められていないなら、ちょっと立ち止まってください。
今、目の前には、休職、転職、辞職の道があります。
どれを選ぶにしても1年に満たないと、履歴が良からぬ感じになります。
(こういう事を気にしているうちは大丈夫(笑)。)
転職のための就活だって、面接で「なんで教員辞めたの?」と聞かれたら、なんて答えたら良いんでしょう?
「しんどいから」って言えませんよね。
不採用になってしまうもん。
なので、せめて1年はねばろうと思って居座りました。

常勤講師ならではの裏ワザ

一年ねばるとどうなるか?
授業レベルは意識的に取り組まなければ劇的には上がりません。
が、一つ教員ならではの環境の変化を起こせます。
これは常勤講師の場合です。
最初から専任(一般の会社でいうところの正社員)で合格している方は、休職が最善の手かな?

常勤講師の場合、たいていが1年契約です。
何も問題がなければ契約更新として、最長5年ほど同じ学校で常勤講師をする方が多いかと思います。
(優秀であれば、最初の1,2年で専任として採用してもらえるでしょう。)
1年契約ということを利用して、次の年には別の学校の教員になるのです。
1年で新たな学校に移りたいとなると、公立では融通がきかないと思います。
なので、新たな学校は私立がおススメです。

これも就活の一種なのですが、教員であることには変わりないのがミソです。
採用試験の面接のときに、「なぜ今の学校をやめるのか?」は聞かれないのです。
(「なぜうちの学校を選んだのですか?」は聞かれます。)
常勤講師が専任を目指して別の学校での採用を望むのは自然なことだからです。
専任を目指して採用試験に臨んで、結果的にまた常勤講師となることもあります。

レベルの向上も忘れずに

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こんな風に小賢しく教員生命をつないでいる間に、授業レベルや生徒指導レベルを頑張って向上させます。
向上させないと自分がしんどいからです。
授業が下手でも気にしないという鋼鉄メンタルの方もいらっしゃいますが^^;

まずは、何か行動を起こしてください。
うまい先生の授業を見に行ったり(できれば同じ教科)、先輩教員に自分から相談しに行ったり。
良いものはまんま盗みます(笑)。

あとは、単純に、パフォーマンスの問題も解消しておきます。
自信満々な雰囲気でしゃべること。
私の友人の名言に、
「教員は俳優である」
という言葉があります(笑)。
普段の自分と全く別の人格で良いのです。
自信満々にしゃべってください。
そのためには、授業の下準備をしっかりやります。
100%正しいことしか口にしないようにしようとすると、自分がしゃべる予定の事について必死で調べる必要があります。
ベテラン教員と比較して、若手教員が、授業準備に時間がかかる理由はここにあると思います。
ちゃんとした授業をやろうと思うと、知らないことを徹底的になくすことが大事です。

授業レベル向上については、別の記事でもう少し詳しく書いてみようと思います。

教員生活が楽しくなってきた頃

授業レベルが上がって、生徒たちとも仲良くなってくると、下手だった頃が嘘のように教員生活が楽しくなってきます。

子どもが好きだから教員になったわけではない、と書きましたが、この頃から、子どもの目線で物事を考えるようになりました。
生徒たちが日々悩んだり、勉強に四苦八苦している姿を間近で見ていて、応援したくなるし協力したくなる。
愛情とは違うのかもしれませんが、何とかしてあげたいという気持ちが芽生えます。

受験学年の担任になると、毎日遅くまで勉強に付き合うことになります。
他クラスの先生と協力しながら、厳格な雰囲気で面接練習もします。
1人につき何回も実施するので、面接が必要な生徒全員の練習をすると膨大な時間になります。
受験に臨む生徒の中には、メンタルが弱すぎて、泣いたりトイレに立てこもったりする子もいます。
保健室通いをする子も出てきます。
そういう子たちのケアもしつつ、授業準備もしっかりやります。
大変ですが、合格の報告を聞くとこちらも感涙モノです。
生徒たちの将来の夢にじかに関われる貴重な期間です。

いろいろと経験させてもらい、教員としての自信もついてきた頃。
結婚することになりました。

そこで、自分のライフプランについて考えました。
子どもが3人はほしい・・・。
産休・育休は取りやすいし、復帰もしやすい職業です。
ただ、20時21時以降の帰宅がザラであること(+残業代がつかないこと)がかなりネックでした。
あ、教員ってサービス残業が通常運転です。
教員をやっている人は、このことに疑問を持つこともないです。
それほど当然のことと見なされています。
この点はかなりブラックだと思います。

私は器用な方ではないですし、20時とか21時とかに帰宅して、家事をするのは自分には無理だと思いました。
21時帰宅は、私にとっては、実家にいて上げ膳据え膳だからこそ成り立つものでした。

そうだ、転職しよう

ワークライフバランスというものを初めて考えました。
定時か、せめて19時には帰れる(かつ残業代もくれる)職業に就くしかない。
このような結論に達しました。
この条件の職業、それは公務員!
これが最適解だと思われました。
で、試験勉強をして合格したのです。
(この時の試験勉強は本気で頑張りました。)

こんなわけで、現在は定時退社できる公務員をやっております。
今の部署を異動したら定時退社できるか分かりませんが^^;

教員が嫌で辞めたわけではないので、たまに授業がしたくなることがあります。
定年後に非常勤講師ができれば良いな~と思うこともあります。
若手教員の方々のサポートがしたいと思うこともあります。
(それでブログを始めてみたわけです(^^ゞ )

一番しんどいときに辞めなくて良かった

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途中で辞めないで、教員が楽しいという気持ちになるまで続けて良かったと思います。
肩書だけが教員だった状態から、気持ちまで教員になれた状態になって辞めたので、「前は教員やっててん」と気軽に話すことができますし、教員時代の同僚や先輩方と今でも交流があります。

どうやったら日本中の子どもたちがより幸せになれるかな~と、ときどき考えながら生きています^^
こういう考え方になってから子どもを産めて良かったです。
よそのお子さんも自分の子も同じように可愛いです(*^^*)
(なので、自分の子だけが伸びるのではなく、よそのお子さんの力が伸びるのも嬉しいです♪ そうなるように情報発信できたら、と思います。)

教員が嫌で嫌で辞めていたら、自分の子が学校に行く年齢になったとき、特に高校生になったとき、どう思ったんだろうと考えると少し怖いです。
自分が高校に対してトラウマを抱えたまま、子どもが高校生になるわけです。
ダブルバインドをやってしまいそうです。

今のライフスタイルが気に入っているので、転職を後悔したことはありません。
また授業をやりたい、と思いながら、定年を迎えるのを楽しみにしています(笑)。
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プロフィール

ママみーさん

Author:ママみーさん
元国語科の教員です。
高校で教えていました。
古文や現代文が苦手な中高生さんの手助けになればと思い、ブログを始めてみました。
若手教員向けに失敗談や面白エピソードを大公開。
自分もついに母となったので、家庭教育としての読み聞かせの取り組みもご紹介します^^

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