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覚えておトク!――助動詞7「む」

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■目次

 ▶未来のことをあらわす助動詞「む」    

未来のことをあらわす助動詞「む」

助動詞ももう3分の1は済んだ!
と言っても良いのではないでしょうか(°_°)
早いものです。
助動詞1~6までで、過去形の文を読めるようになりました。

  き・けり・つ・ぬ・たり・り

全て過去のことをあらわすのでしたね^^
ここからは、未来のことをあらわす助動詞を覚えてみましょう。

未来形の助動詞で、一番よく出てくるのが「」です。
未来形では、「む」は最初に覚えたいものです。
おトクだから!
頑張って覚えるならコスパが良い方が良いもんね~^^

さて、「む」の「意味」は

  スイカカエテ

と覚えてください。
ちょっと気に入らないスイカを小脇に抱えて八百屋さんに交渉しているイメージ(笑)。
MIYAKO0I9A9349-thumb-autox1600-25358.jpg 

それぞれの意味は

  ス … 推量(~だろう)
  イ … 意志(~しよう)
  カ … 勧誘(~てはどうか)
  カ … 仮定(~たら)
  エ … 婉曲(~ような)
  テ … 適当(~がよい)

です!
婉曲以外はどれも未来のことをあらわしているのが分かりますよね。
婉曲というのは超口語的に言えば、



~的な


~っぽい

と、遠回しにいう時の言い方です。

みなさんが、道に迷っている人を見かけたとします。
でも本当に道に迷っているのかはっきり分からないから、にごしておこうと思うと
「道に迷ってるっぽい人」
と言ったりしませんか?
(関西の若者だけ?)

絶対にそうと言い切れない判断をするときに、このように婉曲を使います。
もし現代語訳の問題が出たら、分かっていることをアピールする必要があります。
~ような」と訳してください。
本文をザーッと読むときには、正直、無視しても何の支障もないヤツです。
こころおきなく飛ばしてください。

目次にもどる 

6つも意味があるなんて…

「む」は、これまでに出てきた助動詞の中で一番「意味」が多いですね。
6つもあると、どんなときにどんな意味になるのか悩みそうです。
まずは、そんな不安を解消しちゃいましょう!
これを覚えれば大丈夫^^

  主語が三人称  … 推量
  主語が一人称  … 意志
  主語が二人称  … 勧誘・適当
  後に名詞がつく … 婉曲
  後に助詞がつく … 仮定

最初のうちは、これにしたがってやってみましょう。

6つの意味をズラッと並べてみましたが、6つの中で、圧倒的に使われるのは推量です。
わざわざ出題される場合をのぞいて、本文に出てくる「む」は「~だろう」のつもりで読んで大丈夫。
後に名詞がついていれば「婉曲」なので、飛ばしまくる。
「む」はとりあえず未来のこと言ってんのね。
程度に思って文章をザーッと読んでいけます。
問いとして出題される場合はきちんと見分けてくださいね。

あと、「む」で注意したいのは形が変わる(活用する)ことです。
めっちゃ簡単です。

 ○/○/む/む/め/○

まる・まる・む・む・め・まる
と早口言葉のつもりで10回唱えてみてください。
だんだん覚えてきましたよ~。
「め」が出てきたときに「む」と気付けるかですが…
気付けます(-∀-)
ほぼ定型で、「~こそ・・・め」の形で出てくるので。

「仰げば尊し」という歌を卒業式などで歌ったことはないですか?

  ♪ 今こそ別れめ~ ♪

という歌詞の「~こそ・・・め」。
これは推量「む」の活用した形なんですよ!
別れ目じゃありませんよ~(笑)
大人でも別れ目と思っている人はいると思います(゚∀゚)
本来は「今別れ」という文だったのが、強調しよう! ということで「今こそ別れ」になっているのです。
「まさに今お別れしましょう」
てな意味で、この後には「いざさらば」の歌詞が続きます。

目次にもどる

例文を見てみよう

では、例文。
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tag : 助動詞

いざ、問題!――助動詞1~6練習

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■目次

 ▶10点満点の問題に挑戦!    

10点満点の問題に挑戦!

お待ちかね(?)の練習問題です。
初回なのでちょうど10問で10点満点にしてみます。
8点以上を目指しましょう♪
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レベル★☆☆
●次の下線部の意味を答えよ。
 1.池のほとりに松もあり
 2.昔、男ありけり
 3.家へ持ちて来
 4.庭に植ゑたる花。

レベル★★☆
●次の下線部の意味を答えよ。
 5.年ごろ思ひつること果たす。
 6.風吹きべし。
 7.ほどなく帰りけり。
 8.若き人の言ひこと。

レベル★★★
●次の下線部の意味を答えよ。
 9.彼を思へ時は、

●次の文を助動詞に注意して現代語訳せよ。
 10.山里に入ることありしが、



解答と解説

1.過去
2.過去
3.完了
4.存続(完了)
ここまでは、基本をしっかり覚えられているかの確認でした。
活用していないものや、活用していてもすぐに分かるものを取り上げています。

もし4問ともできていたら、

  き・けり・つ・ぬ・たり

が、なかなかものになっています!^^
覚えたことを使ってみるのは、最初は大変ですからね~。

5.完了
6.強意
7.完了
8.過去
さて、少し難しかったですか?
そうでもない?
活用していても分かるか、特定の形を覚えているか、の確認でした。
「ぬべし」の「ぬ」を見てすぐに「強意!」と答えられたなら

  てむ・なむ・つべし・ぬべし
  つらむ・ぬらむ・てまし・なまし

の強意グループを、ばっちり覚えられています^^

「にけり」の「に」を見てすぐに「完了!」と答えられたなら

  にき・にけり・てき・てけり

の完了グループがばっちり!

「し」「しか」がすぐに「過去」につながれば、「き」の活用表を覚えられています。

  せ/〇/き/し/しか/〇

でしたね~(*^_^*)

9.存続(完了)
10.山里に入ることがあっが、
この2問ができていたら、めっちゃ優秀ですよ。
「る」が、完了・存続「り」だと分かれば大したものです!
上の音が エ段音 だと確認しましたか?
その手順を必ずふんでくださいね~。

最後は、助動詞に傍線部のない現代語訳の問題。
これは、実際に古文を読むときのスタイルです。
わざわざ助動詞に線をひいてくれていなくても!
自分で助動詞に気づけるようになれば、古文の本が読めます。

何点とれましたか?
6点以下なら、もう一度助動詞1~6の記事をお読みください(宣伝)。

tag : 助動詞

こんなにカンタン!――助動詞1~6まとめ

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■目次


 ▶練習問題って楽しい・・・!
 ▶過去・完了のエッセンスまとめ

 

練習問題って楽しい・・・!


早くも6つの助動詞が理解できるようになりました。
それではここから練習です。
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練習というと、拒否反応が出る人もいるかも知れません…。
が!
実はめちゃくちゃ楽しいと思います♪(/・ω・)/ ♪
小学生のときにやった計算ドリルや漢字ドリルのように何度も繰り返し練習します。
スポーツでいうと、筋トレや基礎練習にあたります。

この文法練習で、小テストの点数がものすごーく上がります↑↑
国語で、練習したことが点数にすぐに反映されるのは古文や漢文の文法問題くらいではないでしょうか(°_°)
(元教員がこんなことを言うと、勉強すれば伸びるという夢や希望を打ち砕くかもしれませんが。。)

国語が苦手という人にこそ!
文法問題だけは点数を取って喜んでほしいと教員時代は思っていました。
文法問題とあなどることなかれ。
センター試験で20点は上がりますよ(多分)。

目次にもどる
simpleblueline.png

過去・完了のエッセンスまとめ


さて、即効性がある魔法の薬のような文法練習。
…の前に、これまでの助動詞をまとめておきましょう。

過去「き」
・活用に注意!
 せ/○/き/し/しか/○
 (「せ」はまれ、「」「しか」は頻出!)
・訳は「~た」

完了・強意・並列「つ」「ぬ」
・完了の訳は「~た」で良し。
けり けり を覚える。
・強意の訳は「きっと~」
べし べし らむ らむ まし まし が強意!
・並列は見たらすぐ分かる。

完了・存続「たり」「り」
・完了の訳は「~た」
・存続の訳は「~ている」
・ イ段音 + たり
・ エ段音 + り
・「り」は活用すると見つけにくい!
 ら/り/り/る/れ/れ
 「ら」「り」「る」「れ」があったら上の音を確認せよ

まとめは以上です。
いよいよ楽しい練習を。
と思いましたが、記事が長くなってきましたので次回練習問題を出します。
乞うご期待(引っ張る)。

存続って・・・なに?――助動詞5「たり」6「り」

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■目次


 ▶存続ってなに?
 ▶これは大事!「たり」と「り」の違い
 ▶例文を見てみよう
 

存続ってなに?


助動詞にも慣れてきましたか?
次は「たり」と「」を見ていきましょう!

siraberu.jpgLupuca

2つとも「完了」をあらわします。

だんだん助動詞に慣れてきたところで、1つ新しい知識です。
ここまで、助動詞の紹介をする際に「『~』をあらわします」という言い方をしてきました。
これを助動詞の「意味」と言います。
「たり」と「り」の「意味」は?
と聞かれたら「完了」と答えます。
もし助動詞の意味をきく問題に出くわしたら、こんな感じで対応してください^^


さて、「たり」「り」ですね。
「完了」なら、すでに「つ」「ぬ」があるんですけど…と思いますよね。
「たり」「り」は「完了」だけでなく、「存続」という意味があります。
~ている」と訳しましょう。

じつは、この「たり」こそが、今私たちが使っている「~た」のご先祖だと言われています。
見た、聞いた、書いた、などなど、過去をあらわすときには「~た」という言い方をしますが、その元になった助動詞なんですね~!
なぜ「完了」「存続」の「たり」が、「過去」の「~た」になったのかは大学に入ったら研究してみてください^^

ということで、「完了」「存続」の「たり」「り」、頭にインプットできましたか?
「完了」と「存続」のどちらが適当かはその時々です。
後で例文を見ましょう♪

目次にもどる
simpleblueline.png

これは大事!「たり」と「り」の違い



「たり」と「り」の違い。
それは、前にくる音の違いです。

  イ段の音 につくのは「たり」
  エ段の音 につくのは「り」

例えば、

  「書く」 + 「たり」 = 書たり
  「書く」 + 「り」   = 書

となります。
「たり」の前は「き」というイ段の音。
「り」の前は「け」というエ段の音。

私たちは古文のネイティブスピーカーを目指しているわけではありません。
どう使い分けるのかを考える必要はないです。
「たり」の上には「イ段の音」、「り」の上には「エ段の音」。
これさえ分かっていれば大丈夫。

「たり」は連用形に接続。
「り」はサ未四已(サミシイ)に接続(=サ変動詞未然形と四段動詞已然形)。
参考書では、このように説明していると思います。

はやい話が、
 
  イ段音 + たり
  エ段音 + り

ということを言いたいのです。
きちんとした言葉で説明すると「~接続」という言い方になります。
まぁ難しいことは置いておいて。
できるだけカンタンに理解しちゃいましょう。


注意すべきは、形が変わって(活用して)見つけにくいのか? ということ。
「たり」は、「たら」「たる」「たれ」などに活用するので、覚えなくてもすぐに見つけられると思います♪

問題は「り」です。
「り」は一文字ですが立派に活用しちゃいます。

  ら/り/り/る/れ/れ

一文字なので見つけるのが難しいかもしれません。
が!!
前の音は「エ段の音」ということを覚えていればよく注意すると見つかります。
とにかく、「ら」「り」「る」「れ」が出てきたら、前の音を確認するクセをつけましょう。

目次にもどる
simpleblueline.png

例文を見てみよう



それでは、例文。
hananoen-wc1.gif

  生まれける年は知りたりや。
  →生まれた年は知っているか。

  うれしくも対面したる。
  →嬉しくも対面した(ている)

  言ふ言ふと思へる気色、
  →言う言うと思っている様子、
 
  御出家し給へり。
  →御出家しなさっ
  ※「給ふ」は「~なさる」と訳す尊敬語です。

「たり」と「り」、見つけられましたか~?
「たり」は簡単に見つかりますね。
「ら」「り」「る」「れ」が出てきたときは必ず前の音を確認してください。
「エ段の音」であれば、ここに「り」があったか!
と見抜けますよ^^

また、「完了」と「存続」はその時々で考えよう。
と上に書きましたが、見当がついてきましたか?

「知る」という動詞は、「完了」できるものではなくて「存続」するものですよね。
一度「知った」とこは「ずーっと知っている」ものです。
「対面する」は、場面の状況に合わせてください。
今もまだ対面しているなら「存続」。
相手がもうそこにいないなら「完了」。

こんな感じです。
実際に古文を読み始めてからの方が、つかみやすいかもしれませんね^^


あと一息!――助動詞3「つ」4「ぬ」②

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■目次


 ▶オマケの用法①強意
 ▶例文を見てみよう
 ▶オマケの用法②並列
 


オマケの用法①強意


「完了」の用法が8割を占める「つ」「ぬ」ですが、2つおまけがあります。
強意」と「並列」です。
2つとも、ぜーんぜん難しくないです。
さっそく見ていきましょう。
shukudai.jpg


simpleblueline.png


「強意」は、「きょうい」と読みます。
「強意」は文字通り、他の助動詞の「意」味を「強」めます。

ということは?
・・・他の助動詞にくっつくのです^^!
くっつくといっても、難しくありません。
単独の「つ」「ぬ」より見つけやすくなるので、とってもカンタンです。

  「つ」 + 「む」  = 
  「ぬ」 + 「む」  = 
  「つ」 + 「べし」 = べし
  「ぬ」 + 「べし」 = べし
  「つ」 + 「らむ」 = らむ
  「ぬ」 + 「らむ」 = らむ
  「つ」 + 「まし」 = まし
  「ぬ」 + 「まし」 = まし

これだけです。
多いですか?
いえいえ、大丈夫!
全部まとめて、声に出して覚えちゃいましょう。

てむ なむ つべし ぬべし つらむ ぬらむ てまし なまし

てむ なむ つべし ぬべし つらむ ぬらむ てまし なまし♪♪
リズミカルに口ずさんでみてください(^∇^)ノ
10回も繰り返せば覚えられそうでしょう?

では、現代語訳はどうするの?
くっついた助動詞の意味を強める言葉をあてます。
実はくっついている助動詞は全て「推量」。
「~だろう」にくっついて意味を強めるので、「きっと」がしっくりきます。
「絶対あの二人付き合ってるって~!」
と言う時なんかの「きっとそうに違いない!」という気持ちが「強意」です。

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simpleblueline.png

例文を見てみよう



では例文。

komati-wc6.gif


 髪も長くなりなむ。
 →髪もきっと長くなるだろう。

 かの人、文書きつべし。
 →あの人は、手紙をきっと書くだろう。

こんな例文が訳せるようになったなんて、なんだか嬉しくないですか?
覚える前だったら、やたら難しそうに見える文も、知ってしまえばカンタン。
ザ・古文、という感じの一見難しそうな文も、余裕で読めるようになってきましたね。

目次にもどる
simpleblueline.png

オマケの用法②並列



次は「並列」。
「並列」は、「へいれつ」と読みます。
これは本当に「助動詞」なのか疑わしいほど単純です。
実際には「助詞」の働きに近い…。
形も完全に決まっているし、現代語訳も完全に決まっている。

  ~~つ、~~つ
  ~~ぬ、~~ぬ

という形です。
訳は「~たり~たり」です。

例文を見ればすぐに分かります。


  浮きぬ沈みぬ
  →浮いたり沈んだり

現代語でも
 
  ためすがめ(矯めつ眇めつ)

という言葉が、少し古い書物なんかに出てきます。
この「つ」がまさに「並列」です。

  じっと見たり細目で見たり
  (よ~く見る)

という意味。
「並列」にはひっかけや見つけにくさもありません。
覚えるというよりは知っているだけでも現代語訳ができちゃうレベルのカンタン用法です。

以上で「つ」「ぬ」は終了です!
思ったよりも苦労せずどんどん知識が増えてきていませんか?
古文ってこんなもんなんです。
意外と分かりやすい! と思えてきましたよね?^^


プロフィール

ママみーさん

Author:ママみーさん
元国語科の教員です。
高校で教えていました。
古文や現代文が苦手な中高生さんの手助けになればと思い、ブログを始めてみました。
若手教員向けに失敗談や面白エピソードを大公開。
自分もついに母となったので、家庭教育としての読み聞かせの取り組みもご紹介します^^

カテゴリ
ユーザータグ

子育て 授業 絵本 ベビーサイン 言葉 助動詞 

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