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赤ちゃん言葉は良いのか悪いのか!

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こんばんは。この2,3日は夜が過ごしやすい気温ですね^^
さて、今日は赤ちゃん言葉について考えてみたいと思います。

赤ちゃん言葉とは?

baby2.jpg 
厳密に定義するまでもなく、皆さまご想像のとおりの言葉です。
赤ちゃん言葉を以下に挙げてみます。

ブーブー(車)
わんわん(犬)
にゃんにゃん(猫)
じーじ(おじいさん)
ばーば(おばあさん)
ぽんぽん(おなか)
ないない(お片付け)

これらを子どもが使うこと、大人が使うことが良くないのか否か、私の考えを述べてみます。
そもそも賛否両論ある議題なので、絶対に反対意見の方はいらっしゃると思います^^;
自分の意見が絶対に正しいと思っているわけではございませんのでご容赦ください。

赤ちゃん言葉に反対派の意見

baby3.jpg 
以下、赤ちゃん言葉に反対派のご意見です。

・正しい単語に覚えなおすのは子どもにとって負担である。
・言葉の発達に悪影響を与える。
・恥ずかしいので使いたくない。

ふむふむ、なるほど。
「恥ずかしいので使いたくない」という場合は、どう頑張ってみても使えないでしょうね^^;
「使いたくない」という強い気持ちがあるなら、その気持ちを押さえ込んでまで使う必要もないでしょうし・・・。

ただ、よく言われる「正しい単語に覚えなおすのは子どもにとって負担である」という主張については、本当にそうか? と以前から疑問でした。
子どものメモリってそんなに極小なんでしょうか。と思っていました。
「ブーブー」を「車」と覚えるくらい、わけないことだと思うのです。
赤ちゃん言葉って、せいぜい50語程度です。
多く見積もって80語くらいのもの。
これを正しい単語に置換することがそれほど負担だとは思えなくて
そりゃ、30歳過ぎた大人に「1か月以内に80語を覚えなおせ」と言ったらものすごい苦行ですが。

正しい単語への覚えなおしとは、もともとオノマトペ的に覚えた音に、別の音をひもづけることですよね。

 わんわんほえる犬を見る
     ↓
 「わんわん」とあてはめる
     ↓
 わんわん=犬であると知る(「わんわん」と言っても通じる)

この、「わんわん」と言っても通じるところがミソではないかと思うのです。
親以外の大人にも、「わんわん」と言って通じないことはほとんどありません。
この場合、「覚えなおし」ではなく、わんわん=犬と「ひもづける」という表現が適切です。
正しい単語に置換、と書きましたが、実際は連結させる作業です。
「わんわん」は金輪際使ってはいけない! ということではなく、「わんわん」を使っても通じるし「いぬ」と言っても通じるので、徐々に移行していくことができます。
移行していく過程では、「いぬ」が言えるようになっていくのですから、ほめられるはずです。
わんわんを使っても怒られず、いぬと言ったらほめられる。
ここに大きなストレスはかからないと思います。
(わんわんを使ったときに怒ると話は別です。)

「言葉の発達に悪影響を与える」という主張については、どうでしょう。
どういう悪影響? と疑問に思います。
疑問とはネガティブな意味ではなく、単純に「わからん」という意味です^^;
正しい言葉を覚えることの妨げになる、とかいうことでしょうか。
言葉を覚えるのが遅くなる、とか?
まぁとにかく、良くない影響が出ると。
…これ、多分、エビデンスがないんですよね。
教育関連の主張って、多くが理論であったり、主観であったり、個人の経験則であったり(それも自分の子どもという極少数がサンプルであったり)します。
実験+追跡調査ということが難しい分野ですので、そうなりがちなのだろうと思います。
悪影響があるかもしれないし、ないかもしれない。
現時点では証明ができていない事象です。
逆に、「赤ちゃん言葉が言葉の発達を促す」という主張については、実はエビデンスがあり、ある程度証明されています。

赤ちゃん言葉に賛成!

baby4.jpg 
ここまでお読みいただいたら、お分かりいただけると思うのですが、私は赤ちゃん言葉賛成派です。
私の考えの根底には、成長には細かい段階がある、という意識があります。

「いぬ」という言葉の音だけに注目してみてください。
「い」は母音なので、それほど難しくないです。
「ぬ」は、相当難しい音です!
歯茎鼻音といって、舌と歯茎をうまく使わないと発音できません。
ためしに「ぬ」と言ってみてください。
その舌使いが赤ちゃんにできるかどうか・・・。

次に、「くるま」という言葉の音をみてみます。
「く」はやや難しい。
「る」は難しい。
「ま」は易しい。
主観的な表現ですみませんが、おおむねこの難易度で異論はないかと・・・(^^ゞ
総合的に「くるま」はやや難しいと思われます。

大人から見たら、なんてことはない「いぬ」「くるま」という音にも、細かい難易度の差があるのですね。
ですので、段階を踏んで、徐々に言えるようになります。
最初は「いう」とか「くうま」と発声するでしょう。

このように、難しい音は1歳半以降に急速に話せるようになっていきます。
赤ちゃんが自分の意思を持ってから自由に話せるようになるまでの1年以上を、コミュニケーション手段がないまま過ごさせることこそ大きなストレスです。
実際、喋り出す前の赤ちゃんのかんしゃくに困っているお母さんお父さんは多いです。
大声で泣く、手足をバタバタさせる、物を投げる、など。
うちはベビーサインはいくつかできましたが、それで伝えきれないときは床に頭をゴンゴン打ちつけていました(・_・; 
自傷行為?! と焦ったものです。

赤ちゃんには、喋れるようになる前から伝えたい気持ちがあり、喋れない現実とのジレンマがかんしゃくとなって表れます。
そんなときに、ベビーサインはかんしゃくを和らげる効果があります。

 おっぱい
 食べる
 抱っこ
 痛い
 もっと

あたりのサインを覚えてくれると、ある程度の欲求がカバーできます。
歩き始めて、複雑な遊びができるようになると、より多くの伝えたいことが出てくるので、より多くのサインを覚えることになります。

最近はベビーサインに取り組まれる方が多く、そのポジティブな影響をよく耳にしますよね。
さて、本題の「赤ちゃん言葉」に戻ってみます。
ベビーサインと赤ちゃん言葉、どこが違うのでしょう
1歳になる前の最大の欲求、「おっぱい」を例に見てみます。
まずは、サインの方です。

 おなかがすく
   ↓
 おっぱいがほしい
   ↓
 おっぱいのサインを出す
   ↓
 欲求が満たされる

次に、赤ちゃん言葉です。

 おなかがすく
   ↓
 おっぱいがほしい
   ↓
 「パイパイ」と言う
   ↓
 欲求が満たされる

同じ効果ですよね。
では、正しい言葉「おっぱい」を覚えるまでのプロセスを見てみます。
まずはサインから。

 おっぱいのサインと「おっぱい」という音を結び付ける
   ↓
 サインが徐々に「おっぱい」という言葉に移行する
   ↓
 「おっぱい」と言えるようになる

次に赤ちゃん言葉。

 「ぱいぱい」と「おっぱい」という音を結び付ける
   ↓
 「ぱいぱい」が徐々に「おっぱい」に移行する
   ↓
 「おっぱい」と言えるようになる

同じプロセスですよね・・・?
赤ちゃん言葉が「悪い!」というのなら、ベビーサインも同じく「悪い!」ということになるのでは・・・?
「おっぱい」のサインを覚えた後に「おっぱい」という言葉を覚えなおすのは負担だ、ということになりませんか?
でもベビーサインを実践されている方から「やらなきゃよかった」「言葉の発達に悪影響だった」というような意見を聞いたことはありません。
もし、そういうネガティブな意見があれば、ベビーサインを見直す一考の余地があります。
とりあえず現在のところ、ベビーサインは「良い影響がある」とされています。

まとめ

例のごとく長い記事になってしまいました。
以下、まとめます。

 ・言葉の発声は難しい
 ・難しい音を正しく発音できるまで長期間を要する
 ・赤ちゃんには伝えたい欲求や意思がある
 ・伝えられないことはストレスである
 ・ベビーサイン・赤ちゃん言葉はそのストレスを和らげる
 ・現時点ではベビーサイン・赤ちゃん言葉を否定するだけのエビデンスがない

ということで、私は赤ちゃん言葉に賛成です^^
でも、反対の方を打ち負かしたいわけではないので、使いたくない方は無理に使われなくても全然問題ないと思っています(*^_^*)
子育てにはいろいろな主義・主張、スタンスがありますね!
なんにせよ、すくすくと元気で丈夫に育ってほしいものです♪
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tag : 子育て 言葉 ベビーサイン

プロフィール

ママみーさん

Author:ママみーさん
元国語科の教員です。
高校で教えていました。
古文や現代文が苦手な中高生さんの手助けになればと思い、ブログを始めてみました。
若手教員向けに失敗談や面白エピソードを大公開。
自分もついに母となったので、家庭教育としての読み聞かせの取り組みもご紹介します^^

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子育て 授業 絵本 ベビーサイン 言葉 助動詞 

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